善建は型枠工事を行っています。
型枠工事では鉄筋コンクリートの建物を形成するための枠を作ります。
現代では複雑な形が求められ、高度な技術や知識・経験が求められます。
型枠が完成した後はコンクリートを流し込み、建築物の強靭な躯体を形作り、最後はその型枠を解体するのが型枠工事の一連の流れになります。
型枠工事には「建築型枠工事」や「土木型枠工事」などの種類もございますが、善健では様々な施工に対応しております。
型枠解体も行っております。
型枠解体とは、コンクリートを流し込むために設計した型枠を撤去・搬出する作業のことを指します。解体というと建築物を取り壊す作業を連想させますが、型枠解体は鉄筋コンクリート造の建築物を作るうえで必要な作業の一つです。
解体には決められた順序があり、手順を誤ると型枠が崩れて大きな災害となってしまうこともあるため、決して気が抜けません。
型枠工事の流れ
加工図作成~型枠加工
建物の図面を元に、型枠を組み立てる為の加工図を作成します。加工図の寸法に合わせて、合板(ベニヤ板)や角材(桟木)を切断し、釘で打って枠(パネル)などを準備していきます。
墨だし
専用の測量器具を使って、水平垂直を確かめながら、型枠を建てる場所に墨で印をつけていきます。
型枠の建て込み
墨だしの印にそって、加工しておいた型枠を組立てていきます。建物全体の精度や強度に影響する大変重要な工程なので、水平、垂直、レベルを常に確認しながら慎重に行います。
スラブ(天井・床)張り
各部屋ごとに支えを組み、その上に天井・床を貼っていきます。スラブ(天井・床)上には鉄筋やコンクリートなど、かなりの重量がかかります。そのため、それを支える型枠・支保工の計算や配置が重要となります。
主な一日の流れ
現場作業員の主な一日の流れです。※現場の状況や天候によって変動があります。
8:00 ミーティング・作業開始
ミーティングでその日にやる作業を確認し、終わり次第で作業を開始します。
10:00 午前の小休憩
30分間の休憩をとります。型枠工事は体力が大切なので、けが防止のためにもゆっくり休んで英気を養います。
12:00~13:00 昼休憩
たっぷり一時間休憩をとります。現場から離れすぎなければ基本的には自由です。仲間と談笑したり、ご飯を食べて午後からの作業に備えます。
15:00 午後の小休憩
30分休憩します。ラストスパートに向けてしっかり体を休めてください。
17:30 作業終了・片付け
17:30までに片付けまで終えて帰宅します。